今年も残り僅か、正月の魚である子持ちナメタを狙います。
ナメタはこのブログでは一度も登場したことがない魚ですが、数年前から少しづつ開拓に挑戦し続けている魚です。
少し昔は新聞の釣果記事で侍浜でアイナメ〇〇cm◯匹ナメタ〇〇cm◯匹みたいな感じで載っていたのを記憶してます。
いるとこにはいるんでしょう。
鮑取りの漁師の人も箱メガネで海中見てるとたまに見かけると言っていました。
箱メガネで見える範囲にもいるってことはそこそこ浅場まで刺している個体もいるということだ。
どこで釣れるか聞くとどこでも釣れると言うが、どこでも釣れない魚だ。
確実に釣果が約束されたポイントというものも何箇所か知っているが決まって〇〇崎の先端とかばっかりで、徒歩で数時間〇〇kgの荷物を背負って歩いてやっとたどり着けるようなポイントばかりだ。
しかし、必ずあるはずだ。
車から降りて5分でつくような磯でナメタが釣れるポイントが。
そんなポイントを探して今回開拓したのが侍浜のドン深垂直系の徒歩5分のポイント。

開始時間は午後2時、日没まで2時間ちょいだが短期集中戦で挑む。
ナメタ釣りは餌の消費が激しい釣りなのでこの短時間でもイソメ1000円分は最低でも必要だ。
というのもナメタ釣りは基本はイソメの房掛けで、外道(アイナメ)との戦い。
本命が掛かるまでひたすら打ち返しを繰り返す忍耐の釣りだからだ。
自分の場合、竿2本出しで遊動2本針なので半日で最低1000円分、一日やるなら2000円分は必要と考えている。
仕掛けに付ける針の本数によってはさらに多くの餌が必要になる場合もあると思う。
今回は竿2本出し、竿の数は多いほどいいと思われがちだが手返しのスピードを考えると3本以上だとちょっと忙しくなるし磯の移動も荷物の重さやかさばり具合を考えると2本くらいがちょうどいいように感じる。
一本は沖根の裏の潮が落ち着いたポイント、あと一本は外洋ど真ん中に遠投。
仕掛け投入後すぐに竿に異変が、沖根裏に投げた仕掛けのラインが随分たるんでいる。
リールでラインスラッグを巻取り竿先を注視!!
・・・グイグイっと波ではない感じで引き込まれている感じがある。
聞きアワセを入れてみると、ズシッとした重みが来る、1投目だしどうせアイナメだろうと、そのうちゴンゴン首振りダンスだろって思ってたんですが、一向にゴンゴンこない!
グーッと抑え込む感じの引きでグイーグイーといった感じの引きだ。
まさかなぁカジカか?タコか?半信半疑のまま水面に浮き上がってくるまで巻き続けると・・・
ナメタガレイ 42cm
信じられない、いきなり一投目で本命!
今年釣った魚の中で1位2位を争うほど嬉しい釣果だ!
水深15メートルほどのポイント、地磯としては深いほうだが、ナメタポイントとしては浅いほうだと思う。もちろん子持ちのメスだ。
仕掛けはジェット天秤25号に市販の遊動仕掛け2本針を付けたものを使用。
根がかり対策として捨ておもり仕掛けを使用する場合が多いらしいが、自分の場合は荒磯での根がかり対策ではジェット天秤に行き着いた。
ちなみに今回は仕掛けロスト無しです。
一発目で本命釣れちゃったんで最早後は消化試合です。
ナメタなんて一回の釣行で一枚でも釣れたらよくやったほうです。
あとは少しランガン気味に30分ルールで打ち返していく。
特に縦系の岩に張り付いている可能性があるのでそういったポイント狙って打っていく。
午後3時、夕まずめと言える時間帯になってからは30分ルールを15分ルールに変えて打ち返していると、竿尻が浮き上がるくらいの強烈なアタリが来る。
合わせを入れると先程より重い。
しかし2連続でナメタなんてありえないだろうと考えていたので無心でリールを巻く。
途中首振らないけどまさかなとは思ったんですが、水面に浮き上がった瞬間、
「マジか!?」
ナメタガレイ44cm
目を疑う光景、まさか2枚連続でナメタが掛かるなんて・・・
奇跡的であるようだが、同時にポイント開拓成功の確信を得ることができた。
ナメタのお手軽ポイントという貴重な引き出しを一つ作ることができた。
その後はドンコが釣れるくらいの暗さになるまで粘って終了。
最終釣果はナメタ2 アイナメ1 ドンコ2 という感じだった。
外道が少ないのが意外だったがむしろ好都合だった。
今回の釣行で侍浜ナメタ開拓の足がかりがついた気がするのでここから同じポイントで時間をずらしたり、周辺の似たようなポイントを攻めることで冬の地磯投げナメタの攻略方法が見えてくる可能性がある。