ブログ移転後の最初に記事は渓流ルアー釣行です。
今回行ったのは安比川、馬淵川の支流で安比高原を水源とする浄法寺の街を流れる河川です。
初の安比川釣行なのでまずはスタート地点である馬淵川合流点に行ってみる。
写真右側の流れが馬淵川本流、左が安比川。
お盆の終わりに降った大雨の影響か両岸の草や木が倒されて寝ている、平水時の水量は分からないが、恐らく若干の増水で濁りあり。
初見の河川で足元が見えない濁りの中を遡行するのは危険だと判断し、浄法寺の街中の手前くらいまで行ってみた。
少しだけ濁りが和らいだので竿を出してみたが、なんだか食いが浅くて魚が乗って重さが伝わっても一瞬カスってすぐにバレるような食い方だ。
更に上流に移動して浄法寺の街の上の方、安比高原の手前くらいの所へ。
濁りもだいぶ減って天気も良くなってきた。
心なしか魚の反応も良くなったような気がする。
最初はミノーばっかり使っていたけどスプーンに変えたらスプーンのほうが案外いい反応を示してくれるし食い込みも深くなった。
水量がある川でしかも増水中なのでミノーのトゥイッチングでポケットや石の裏をちまちま攻めるより、ミノーを対岸のシェードにクロスキャストしてダウンクロス気味にダイナミックに河川を横断ドリフトさせたほうが効率がいいし魚も口を使いやすいようだった。
夏のヤマメなのでどの個体も総じてコンディションがいい。
手で包み込むように軽く握った時のふっくら感がいい感じだ。
今日は沿岸では台風接近で雨だったが、内陸河川はそんなのは嘘かのような夏晴れ。
今回の釣行では正直、安比川のポテンシャルは計れなかった。
田んぼや市街地の護岸が多い河川だったので釣れるポイントの入渓地点を探すのにコツがいりそうだ。
あと平水時、渇水時にどうなるか分かっておかないと魚影の濃さも分からないですね。
一応、車で行けそうな最上流まで行ってみたんですが、そのあたりは堰堤の連続で階段上になっており微妙な感じでした。ただ、その先も結構続きがありそうなのでそこがどんなもんなのかも気になりますね。
岩手の渓流に精通した人によると安比川はサクラクラスのヤマメが狙えるくらいのポテンシャルを持っているらしいので次回来る時はその片鱗くらいは味わってみたいものです。