昨年の秋に猛威をふるった台風10号、山津波なんて表現をする人も居ますが、その名の通り安家川の上流から下流域までの集落・道路は壊滅状態となっていました。
被害から数ヶ月経ちましたが、道路は仮復旧状態となり乗用車であれば通行できる程度になっているようなので川の様子をみてきました。
釣り人に馴染みがある場所は少し写真も撮ってきました。
まずは下流域から、八戸の小屋?正式名称は分かりませんがそう呼ばれてたところの周辺から。
恐ろしく川幅が広がり別の川の渓相です。
小屋は流れて裏のあのポイントも丸見えになってます。
上流側は大型土嚢で仮護岸されてますがこの流れの向きだと春の雪代次第ではまたいつ洗掘されてもおかしくないような状態だ。
次は隧道付近。
この辺も川沿いの木が沢山流されていて川の見通しが良くなっている。
春になったら溜まったサクラマスが見えるかも。
この辺は結構川から高さがあるように見えるが、隧道裏がゴルジュで川幅が狭くなっている為か道路の上まで水が上がったらしく、舗装は完全に剥がれている。
村堺の周辺。
最後に年々の橋から。
下流側。
上流側。
今回はここまで、ここより先は行ってないのでどうなっているかは分かりません。
3月の解禁までにどの程度まで復旧するかは分かりませんが、県外からも釣り客がくるような川なので知らないで釣りに来たらその変貌ぶりに驚くでしょう。
道路も同じとこに同じ道路を復旧した所で、同じくらいの大雨が来ればまた一からやり直しになると思います。かと言って別の道路を作るにしても、原始の川と全国に名を馳せている川、開発はしてほしくないという思いもあります。